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紫の種を蒔く 2021年12月16日(木)-19日(日) 20

京きもの 蓮佳-renca- 展示・トークイベント

開催時間11:30-17:00

その昔、大宰府から平城京へ運ばれた、万葉人に愛された草がありました。
その名を、紫草と言います。
今では絶滅危惧種に制定されている紫草の根は、「紫根/しこん」と呼ばれる天平時代から使われてきた天然染料で、古くは「冠位十二階」に一位の者が着用すると定められた高貴な色でした。

額田王のうたに、

あかねさす 紫野行き
標野行き 野守は見ずや
君が袖振る

と詠われた紫草。

かつて大分で生産され、長く途絶えていた紫を「紫のゆかりを途絶えさせてはならぬ」と、平成の時代に種を蒔いた人がいました。
大分県竹田市在住だった中川藤義氏です。
紫草の栽培は非常に難しいと言われます。
しかし中川氏は発芽を実現し、東大寺の紫衣の原材料として紫根を提供されました。

惜しまれながら2020年に逝去した中川氏の功績を後世に伝え、中川氏が蒔いた紫の種を途絶えさせることなく、私達の心に紫の種を蒔くきっかけを作れたら。
そのような思いで、大分県豊後大野市で中川氏の遺志を継ぎ、紫草栽培を続ける「十時花園」さん、大分県速見郡日出町で大分の魅力を発信する「創造空間kamenos」さんのご協力を賜り、紫を知る為の展覧会を開催させて頂く運びとなりました。

さらに、特別ゲストとして、12/18(土)は九州歴史資料館学芸調査室長・松川博一先生をお招きし、「大宰府と紫草(むらさき) -木簡と正倉院文書からみた-」というテーマでご講演を賜ります。
本展覧会にて、大分の紫草栽培の歴史を辿りつつ「紫草」の魅力を広く紹介することで、今後の保存継承への道筋を照らしたいと願っています。

株式会社 月虹舎
京きもの | 蓮佳-renca- 代表 野原 佳代

ギャラリートーク

【18 日 ( 土 ) ギャラリートーク】 ※後日配信予定。

18:30 – 19:30 特別講演会          九州歴史資料館学芸調査室長 松川 博一 先生
「大宰府と紫草(むらさき)- 木簡と正倉院文書からみた – 」

19:45 – 20:30 座談会               十時花園 十時 成也 氏

開場 18:00 / 定員 20 名 / 3,500 円 ( 税込・お弁当付き )

※予約制:京きもの蓮佳 HP、kamenos にて事前予約をお願い致します。

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