イベント
2025年1月15日
1月19、20日和紙作家の森田千昌さんをお迎えします
昨年11月に念願の和紙作家である森田千昌さんの工房を訪ねました。
2年前に「紙宮(かみぐう)」という名で長野県の飯山市美術館で展示会をされた様子を映像で拝見し、 その神秘的な美しさと透明感は、これまでみたこともない和紙の姿でした。 ご縁は共通の知人である智己さん。5年前にkamenosにご来店された時から体験会開催のタイミングをはかっていました。
埼玉県にある森田さんのアトリエは坂戸駅から歩いて15分。途中キャベツ畑があったりと都内まで1時間なのにのどかな風景。 森田さんのアトリエの一角には 他に陶芸家さん、彫金アーティストさんがアトリエを並べていて、古い建物をセンスよくリノベーションし、お互いに刺激し合いながらものづくりと向き合える魅力的な場となっていました。
年季の入ったアパートの2階が森田さんのアトリエ。 一歩中に入ると森田さんの和紙の世界が広がります。 和紙の巨大カーテンや窓ガラス、壁掛け、机の上の透かしデザイン、本、オブジェ、アクセサリー無造作に置かれた和紙の束。見るもの全てが新鮮で興味に掻き立てられた。
20年間和紙を作り続けている空間には和紙の神様が宿っているような気配を感じます。 効率、AI、機械化の時代、森田さんは真逆のところにいる気がします。 原料となる植物を育てるところから気が遠くなるような工程を幾つも重ねて和紙が出来上がる。 1300年以上の歴史を持つ和紙の工程はほぼ変わっていないと言われます。
訪れたこの日は和紙の原料となる植物のコウゾが青々と葉をつけアトリエの横で気持ちよく揺れていました。 1階が作業場となっていて、森田さんは、 気さくに惜しみなその場で和紙を漉いてみせてくれました。 柔らかい和紙ですが、強度もあり和紙の可能性は広がります。ワインや和菓子のラベルとして発注が後をたたないと。 森田さんの人柄は作品にも現れています。 和紙を通して社会との繋がり、ボランティア、福祉事業とのコラボと多彩です。 今回の体験会では、そんな森田さんをお招きして和紙を作る工程や魅力をお話ししていただきます。 また、森田さんの和紙を使ってノートづくりも企画いたしました。 和紙に触れる体験を通してなにか新しい世界がみえたり、心地よくなっていただけるといいなと思います。 森田さんをみなさんにご紹介できることがとても嬉しく誇りに感じています。 ご参加お待ちしております。
【ノートづくり体験会】
詩をしたためてみたり お料理レシピや写真を貼ってアルバムにしたり世界に一冊しかないオリジナルのブックを作ってみませんか。 持っているだけて豊かな気持ちになれるノートです。A4サイズ程度 20ページ程度仕上がりになります。
今回2日間の開催となります。両日5名様限定ですのでお早めにご連絡ください
日程:1日目 2025年1月19日(日)13:00〜15:30
2日目 2025年1月20日(月)13:00〜15:30
以下、両日とも同条件です
参加費:5,000円(税込)
募集人数:5名
開催場所:想像空間Kamenos
持参していただきたいもの:30センチ定規・カッター (此方でも用意できますのでお声かけください)