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亀屋styleから
    始まる

山と海を望み、歴史ある落ち着いた町並み。暮らしやすい町として注目される大分県日出(ひじ)町に、築百年を超え、国の登録有形文化財に指定されている商家「亀屋」があります。
そこは、作り手の顔が見える場として、人と人が出逢い、多くのつながりが生まれてきました。
それが、私たちの活動「亀屋Style」の始まりです。
そして2015年、亀屋での流れを引き継ぐように、丘を登った場所にある森の別荘へ活動を移し、新しく生まれた場所が、豊かな森と別府湾を望む開かれた風景が広がる、創造空間kamenosです。

亀屋Styleとは

海と山に囲まれた日出町豊岡は、江戸時代から物流や文化、人が行き交う町として栄えていました。
明治40年、その豊岡の中心部に建てられ商家、亀屋は、登録無形文化財の町家として現在に受けつがれています。
構想から7年の月日をかけて、伝統工法を用いて再生し、昔の建物に新たな息を吹き込んだ亀屋styleが誕生しました。
昔の建物が持つ力を感じ、住み手として場を開くことで、たくさんの人が集う「おくど市」を始めました。(2007年~2015年)
おくどとは台所のこと。作り手の顔が見える「市(マルシェ)」を行うことで、古い建物が活かされ、人と文化が行き交う昔の賑わいある町へと、幅広い層の方に楽しんでいただける企画を行ってきました。

つくり手の技が融合した空間kamenos

亀屋での流れを受け継ぐ場として、2015年11月に創造空間kamenosをオープンしました。亀屋から車で5分ほど登った別府湾を望む高台に佇む、700坪の敷地を持つ森の中の別荘。そこは、大分県国東出身で日本を代表する陶芸家、河合誓徳さん(1927年〜2010年)のアトリエでした。晩年はこの別荘で静かに過ごし、国東半島や久住高原、別府湾の風景をとりこんだ、古里への深い愛情を感じる作品を数々残しています。
芸術家の想いが、歳月とともに色濃く染み込んだ場所に、新たな時代を担う県内ゆかりのアーティスト、職人たちの手技により、建物に新しい命を吹き込み、手仕事の温もりを感じる空間に生まれ変わりました。それが現在のkamenosです。

人と人、人と自然、つながりが続く場

情熱を持った場の力に、人が集い、共感し合い、ことを起こし、また人が集う。
kamenosの森がみせる表情は四季折々、時には鳥が新しい種を運んでくれます。
訪れる方とともに創っていく、そこが創造空間 kamenosです。
皆様とのご縁を大切に楽しい時間を紡いでまいります。