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4月6日 おとなのシュタイナー講座

今回は仙台で「シュタイナー虹のこども園」を主宰している虹乃美稀子さんをお招きして
シュタイナーについてお話しの会を開催いたします。
多様な意見を聴くことで、日頃の生活に生かしていただければ嬉しいです。
今回は昼と夜の2部構成になっていますのでご都合の良い時間帯をお選びいただけます。
もちろん昼夜両方の参加も大歓迎です

そして今回は同じ日出町で仲良くさせてもらっている
サクラビーチガーデン(SBG)のあまねさんとの初共同企画
kamenosの前日、4日5日に合同合宿が行われます!
寝食を共に充実したシュタイナーのプログラムとなっています。

さて4月6日に行われるkamenosでの【おとなのシュタイナー講座】
日程は以下の通りになってます
[昼の部]  『はじめましてのシュタイナー』
▪️日時 4月6日 月曜日
▪️開場 13:00
▪️開演 13:30
▪️終演 15:30
▪️参加費:3000円(ドリンク付き)
[夜の部]  『7年周期のシュタイナー』
▪️日時 4月6日 月曜日
▪️開場 18:00
▪️開演 19:00
▪️終演 21:00
▪️参加費:3000円(ドリンク付)
▪️夕食:1000円(要予約)
* 昼夜の通し券 5,500円

「はじめましてのシュタイナー」

ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)はドイツを中心に活動した哲学博士です。
彼が構築した人智学という思想をもとに、哲学のみならず、思想、教育、医学、農業、建 築、芸術、社会論といった多くの分野で業績を残しました。
シュタイナーが伝えた思想の根本にあるものは「宇宙と人間の呼応」であり「本質的に自由に生きることの大切さ」です。
― 困難もある人生を、自分らしく生き抜いていくための基本姿勢―
それを大人の自己教育として育むベクトルが、シュタイナーの思想の中には息づいています。
「シュタイナーって、気になるけれどよくは知らない」
「子どもたちのためのものなのかな?」
「ヴェレダやDr.ハウシュカのコスメは使ったことがあるけれど…」
そんな初めてシュタイナーの思想に触れる方を対象に、シュタイナーのアントロポゾフィー (人智学)と呼ばれる思想について、またシュタイナーという人物やその思想の生まれた 背景についてご紹介します。

「7年周期のシュタイナー」人間は7年ごとに変化する~シュタイナー教育に学ぶ7年周期

シュタイナー教育では、人間の成長発達の大きな節目が7年ごとにあると考えられています。
生まれて7才まではからだとからだに結びつく「意志」を育てること。 14才までは、魂の領域である「感情」を育てること。
そして21才で成人するまでの7年間で精神の領域である「思考」を育てるという、大きな成長の課題があるのです。
こうした7年ごとの人間の成長発達の過程は、シュタイナー教育のアプローチの大切な柱となっています。
しかし実は成人を迎えたあとも、人は7年ごとに大きく変化していくとシュタイナーは話しています。
自分の人生を振り返った時、またこれからの人生を見渡す時に、「7年ごとの変化」を知ることは、人生の地図を持つような手がかりになるかもしれません。
かけがえのない「わたし」として生まれて来た人生を「わたし」のものにするために。
大人になってからも、からだが衰えはじめても、成長していくものの秘密を知るために。
「人生の7年周期」の歩みについて、お話します。

kamenosでのシュタイナー講座に寄せて(開催の趣旨)
ー多様性を大事にしよう、個性を育む教育を大切にしようー
そう言った声が当たり前に聞かれるようになった一方で、グローバル化・AI化が急速に進む現代 社会では、私たちは絶えず人間として「あなたは何者か?」「あなたらしさとは何か?」と言ったアイデンティティや個性を社会から問われ続けているようにも感じます。
個性を問われること、そこに優劣をつけられてしまうことに「生きづらさ」を感じている人たちも少なくありません。果たして個性とは、自分らしさとは、なんでしょうか。 自分らしく、ありのままに自由に生きる、とはどういうことなのでしょうか。
オルタナティブ教育の旗手として100年の歴史を持つシュタイナー教育は、20世紀初頭にヨーロッパで活躍した哲学博士であるルドルフ・シュタイナーの思想に基づいています。
草の根の教育運動として今日においても全世界に広がり続けていますが、彼の思想は人間観・世界観にとどまらず宇宙観をも視野に入れた非常に未来的な思想であり、より科学に偏重していくこれからの社会にこそ、必要な智慧であると言えます。
多様性を認め合うということは、自分自身を知ることから始まります。
人間らしさとは何か、「個」という自我を育てていくとはどういうことか。 シュタイナーの思想の中にあるそうした問いへのヒントを分かち合うことで、現代の子育てや教 育・社会問題を解決する新たな糸口になることを期待します。

<講師プロフィール>
虹乃 美稀子
仙台市保育士として7年間勤務後、シュタイナー幼児教育者養成コースに学ぶ。
南沢シュタイナー子ども園(東京)にて吉良創氏に師事。
2006年よりシュタイナー親子クラスを主宰。
2008年「東仙台シュタイナー虹のこども園」を開園。
園長兼担任として、赤ちゃん親子クラスから幼稚園部、小学生クラスまで12年間の子どもの育ちを見守る。
全国でシュタイナー講座や子育て講座を開催中。
著書に「小さなおうちの12ヶ月」(河北新報出版センター)。2020年夏に2作目出版予定。

「小さなおうちの12ヶ月」はkamenosで取り扱いしております。

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